「大佐今日も雨ですね。」
「はぁ…そうだな。」
「…。」


                       無能な日に告白  

ロイは、雨の日は無能でとても憂鬱な日だった。
「今日は少し…仕事が捗ってますね。」
「そー…だな。あぁ、雨は本当にイヤだな。」
手を止めて、ロイは窓に寄った。
(ウンザリだ。)
遠い目で外を見る。大人気ないが、ロイは「肝心なときに遊び相手の鋼が来ない」と思っていた。
「…大佐…。」
「何だね?ホークアイ中尉。」
「…何か飲みますか?」
首を傾げてリザは、聞いてきた。
「…そうだな。コーヒーのブラック。」
「ハイ。」
リザは給湯室に出向いた。

 「お待たせしました。」
そっとコーヒーカップをテーブルにのせた。
「ありがとう。ホークアイ中尉…君は、誰かを愛した事あるかね?」
「…。」
一口コーヒーを口にしてから、リザは「どうでしょう?」と疑問系だった。
「そうか。」
少し笑って、ロイは言った。
「私は…愛した事も…愛された事も無いと思います…。」
冷静に何かを告げたみたいに言い出した。
「…君は…底無しのバカだよ…。」
「!!」
ロイはコーヒーカップを置いて、リザの後ろに歩み寄った。
「君は…愛されている…。」
「ちょ…大佐!?」
後ろから、低い声で耳元で囁かれて抱かれた。
リザは驚いて赤面してしまった。
「私は…君を愛している。」
「…。」
「愛されているって…この事ではないのかな?」
未だに耳元で囁いてくる。
「リザ…。」
「!!!」
ファーストネームで呼ばれて、リザは尚更顔を赤く染めた。
「…っ〜…わ…私は〜…。」
「私は?」
「〜〜〜…大佐の事がぁ!」
「私のことが?」
「〜〜〜〜好きです!!!」
「良く言えました。」
顔を赤くして瞳からは涙を溢れさせていた。
「君は、愛されているし愛してもいる…。」
「…〜〜はい。」
ロイはリザから離れた。それと同時に、リザは部屋から飛び出していった。
 

「まったく…彼女は世話をやかすなぁ…。参ったよ。」
苦笑いをして、ロイは書類に目を通し始めた。






アイさんより

こんな変なマスタング大佐とホークアイ中尉になってしまいました。
次からは…もう少しマシなのを書きたいと思います。
皆さん、見てくださって有難うございます!!!





アイさんから頂きました!

小説投稿どうも有難うございます!
そんなっロイもリザさんも全然変じゃないですよぅ(iдi)
ファーストネームで呼んじゃってるのに萌えてしまいました〜v
恥ずかしがってるリザさんも、新鮮というか、とてもカワイイですよねvvv
私も耳元で囁かれてみたいっリザさんが羨ましいっ(><)
次の作品も楽しみにしてますので、また送ってやって下さい!
本当に有難うございます!



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